高校の卒業式で命令より話し合いを求めた高校生は、いまをどう生きているのか

ゲストは、卒業式で「命令より話し合いを」求めた、千葉県立小金高校第34期卒業生の3人。

千葉県立小金高校は、生徒による自治活動が盛んで、自由な校風の学校として知られていました。1990年代に生徒の手で制服の自由化を勝ち取り、生徒が主体的に創る卒業式も伝統になっていました。しかしながら、1999年に国旗・国歌法が施行され、人権としての教育ではなく、統治の手段としての教育が日本社会に浸透していきます。 2000年3月の卒業式のあり方をめぐって、高校生と学校・教育行政は葛藤や対立を抱えることになります。 

教育とは何か、学校とは何かを考えた当時の高校3年生は、今をどう生きているのか。
「当時」の高校生たちが、「かつて」の教育と自分を語ることで、教育と社会の「いま」を見つめます。                     

(参考文献「命令より話し合いを—千葉県立小金高校第三四期卒業生たち」『世界」第688号、2001年5月)。

日 時:2024年2月24日(土) 18時30分〜20時30分
会 場:志村坂上地域センター ←Google Mapが開きます
  板橋区小豆沢2丁目19−15(都営三田線 志村坂上駅 A3出口より徒歩1分)
資料代:300円

できれば、事前申し込みをお願いします(当日参加も可)。

板橋茶論とは
かた苦しくない集まりとして、そしてちょっと文化的で硬派なテーマを語る場。中学生がNHK『しゃべり場』で熱く語るようにはいかないにしても、ちょっと真面目に本音を語る、聴く、というのはいいものではないでしょうか。また、その人の知見を体系だてて、しかも短くエッセンスをうかがえるというのは素晴らしいタクラミではないでしょうか。


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