子ども哲学が切り拓く「社会」/立ち上がる「主体」(放課後ホッとネット)

 6月8日の放課後ホッとネットでは、板橋区のいじめ防止条例をとりあげました。いじめの未然防止を強調する条文からは、子どもはあくまでも管理のあるいは保護される対象であり、子どもを権利の主体として位置づける視点が条例に乏しいことがみえてきます。裏を返せば、対立や葛藤を含む相互交渉をつうじて成長発達していく子どもの主体性が条文をつくった大人には十分には意識されていないのではないかということです。
 条文の検討を通じてあらためて感じたことは、地域社会の側の子ども理解の在り方が、子ども支援の質やありかたを決めるのであり、地域の子ども子育て政策を豊かにしていくためには、地域の子ども理解の水準を高めていく必要があるということでした。今回の放課後ホッとネットでは、フランスの幼稚園での哲学教育(子ども哲学)をとりあげます。それは、子どもたちが平場での話し合いを通じて、平和で民主的な社会の担い手になっていく主体形成の営みであり、大人である私たちにも多くの示唆を与えてくれるはずです。

日時:7月18日(金)18時30分~21時20分
場所:板橋区男女平等推進センター会議室(区立グリーンホール2階)  
内容:子ども哲学が切り拓く「社会」/立ち上がる「主体」
参加費(資料代):300円〜
お問い合わせ先 yuwada[at]jcom.home.ne.jp(和田 悠)